ご挨拶

こんにちは。「不登校のための塾・家庭教師52Hz」代表の杉下と申します。

あなたは「52Hzの鯨」をご存知ですか?

52Hzの鯨とは、ある鯨の個体のことを指します。

この鯨は、シロナガスクジラやナガスクジラに似た回遊パターンを持っているのですが、鳴き声がそのいずれのものよりも遥かに高い52Hzで鳴くのです。

52Hzの鳴き声を持つ鯨は他に確認されておらず、それ故に「世界で最も孤独な鯨」と呼ばれています。

52Hzの鯨のことを知った時、私は不登校の子どもを連想しました。

それぞれの理由から学校に通うことのできない子どもたち。

子どもの社会生活の基盤が学校に依存している現代日本において、学校というコミュニティからの隔絶は、社会そのものからの隔絶に等しいと言えます。不登校の子どもは、孤独になりやすいのです。

周りと波長が違っているがために、ひとりぼっちになってしまう子どもの姿に、52Hzの鯨が重なりました。

不登校の子どもたちの助けになりたい、そんな想いから「不登校のための家庭教師・塾52Hz」を立ち上げました。

52Hzの目的は2つです。

ひとつは、遅れがちな学習面のサポート

学校に通えないというだけで、十分な教育を受けられない。あまりにも不公平です。教養は生きていくための糧になります。1対1の指導なので、一人一人の学力やペースに合わせた指導が可能です。

もうひとつは、子どもをひとりぼっちにさせないことです。

ただ勉強を教える・教えられるだけに留まらない、互いが一緒にいて安心できる、そんな関係性を作るべく、たっぷり時間をかけて子どもに向き合います。

52Hzは、子どもたちの52Hzの声を拾い、返していきながら子どもたちと共に歩んでいきます。

不登校の子どもが孤独を抱えずに、未来に向かって進んでいくことが私の願いです。